
この映画が公開されたのはもう4年も前なんだね。
なんて時間の経過は早いのだろう
2006年カンヌ国際映画祭でAlejandro González Iñárrituが監督賞を受賞した映画のサウンドトラックアルバム。
ブラッド・ピットが主演し、日本からは役所広司、菊地凛子が出演。
菊地凛子がアカデミー賞助演女優賞候補になったことで相当話題にもなったよね。
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この映画音楽は2枚組の多様性あふれる音楽のコラボレーション。
煽情的なピアノの旋律があるかと思えば、賑やかなハッピーリズムも共存する。
モロッコ、北メキシコ、東京を舞台にし映画もそうだけど、音楽も1か所にいろんな国のエッセンスが集められたような市場のような様相なのだ。
この中でEarth,Wind & FireのSeptember”が使用されている。
リミックスを施したもので、御馴染のイントロが永延と続いてじらせるところが、素敵!
やっとメロディーが始まると、待ってました!と思っちゃうもん!
後半 違うアップテンポのチューンになだれ込むところもクール。
映画自体が決して明るい内容ではないだけに、余計にこんな曲が光と影を明らかにして効果的!
ちなみに映画では菊池凛子演じるチエコがクラブを訪れるシーンでこの曲が使用されている。
周囲はビートを感じながらステップを踏んでいるけど彼女には聞えない。
このサウンドがONになったりOFFになったり・・・
彼女の身体的、心情的な苦悩を表現するにはよりご機嫌なチューンの方が効果的なのだ。
EW&Fの他、ファットボーイ・スリム、坂本龍一、リップ・スライム、藤井隆らがフュ―チャリング。
やっぱ坂本龍一の音楽ってシーンを盛り上げるわ!
深刻な音をメインとしたアルバムではあるけれど聴きごたえありです。
ディスク:1
1. Tazarine
2. Tu Me Acostumbraste
3. September/The Joker [Aftc's Aces High Remix]
4. Deportation/Iguazu
5. World Citizen: I Won't Be Disappointed/Looped Piano
6. Cumbia Sobre el Rio
7. Hiding It
8. Masterpiece
9. Desert Bus Ride
10. Bibo No Aozora/Endless Flight/Babel
11. Tribal
12. Para Que Regreses
13. Babel
14. Amelia Desert Morning
15. Jugo a la Vida
16. Breathing Soul
17. Blinding Sun
ディスク:2
1. Only Love Can Conquer Hate
2. Panchangon
3. Two Worlds, One Heart
4. Phone Call
5. Gekkoh
6. Catch
7. Mujer Hermosa
8. Into the Wild
9. Look Inside
10. Master
11. Oh My Juliet!
12. Prayer
13. Besito Cachicurris
14. Walking in Tokyo
15. Visitors
16. Morning Pray
17. Mi Adoracion
18. Skin of the Earth
19. Bibo No Aozora/0
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