Sweet Sweetback’s Baadasssss Song

Earth,Wind&Fireがデビューアルバム”EARTH,WIND&FIRE"を発表した後にリリースしたアルバムがこれ。
Melvin Van Peeblesが製作した同名の映画のサウンドトラック。
残念ながらこの映画自体はわたくしはまだ鑑賞する機会を得ておりませんが、
当時自主配給にしては黒人層を中心に(だけに)大ヒットしたそうよ。
白人が記事を書くプレスには酷評されたそうですが。
作品のカラーからでしょう。音楽に動きがある。強いエナジーを感じる。
音楽の作と歌唱のほとんどは監督であるMel Vinの音楽家名Brer Soulによるものなので
Earth, Wind & Fire作品とは純粋には言えないのですが・・・
わたくしが入手したのは、この映画サントラCDに制作過程を解説した書籍形式。
映画のストーリーやその背景を写真付きで解説した貴重なレコード。
映画のダイアログも原文と日本語訳で掲載されております。
やはりこの映画見ておくべきかも。
まだPhilip Bailey や Larry Dunn参加前のオリジナルメンバーによるPLAY。
力強いリズムは黒人たちのパワーが心に激しく突き刺さってきます。
@ Sweetback Losing His Cherry
A Sweetback Getting It Uptight And Preaching It So Hard The Bourgeols
Reggin Angels In Heaven Turn Around
B Come On Feet
C Sweetback's Theme
D Hoppin John
E Mejo Women
F Sanra Z
G Reggin Hanging On In There As Best They Can
H What Blessed Me
I The Man Tries Running His Usual Game But Sweetback's Jones Is So Strong
He Wastes The Hounds
アース・ウィンド&ファイヤーが好き!インデックスへ。
EWFのデビュー作が全米チャート172位だったのに対して、このアルバムは139位(19週間チャートイン)しているそう。
当時Mel Vinの元秘書のプリシアの恋人だったメンバー(Maurice?)が彼女を通して彼と知合ったことがこのサントラにEWFが参加するきっかけになった。
ただし、3曲目の”Come On Feet"はMel Vinが69年に製作した”Aint Supposed To Die A Natural Death"に収録されたものと同じテイクらしいからEWFはこの曲に関しては関係なさそうだ。